肉離れの治し方.com » 第5腰椎分離すべり症

第5腰椎分離すべり症

腰椎分離すべり症は第5腰椎分離すべり症とも呼ばれます。第5もあるのであれば1~4もあるだろう、とおっしゃる方も多いでしょう。

しかし8割以上の方は第五番目の腰椎ですべりを起こしてしまうことから、どちらも同じと考えても問題は無いでしょう。正常であれば、第一から第五まで、上からきれいに重なっています。

また、この連結している部分が折れてしまう病態を、腰椎の分離症といいますが、この分離症の原因のほとんどは、実は成長期の過激なスポーツによる疲労骨折です。野球やサッカー、バレーボール、柔道などの、特に体を捻ったり、反ったりすることの多い種目に多く現れます。

また、この動作で最も使われる部位が第五腰椎である、と言うことができるのです。そのため、この部分が分離症になり、また症状が悪化すると、分離すべり症になってしまうケースが多いようです。分離した状態が続き、そのうちにだんだんと、つながりが緩くなった部分が主に前方へとすべりだし、すべり症へと悪化することになります。

スポーツが原因での疲労骨折を起こすのは主に成長期ですが、痛みが起こることは稀なケースです。このことからも、すべり症を発症したり慢性期を迎えてやっと治療をするケースが多いと言えます。

分離症がある期間にはまったく処置をせず、すべり症にまで悪化して、痛みがやっと出る、そして治療を始めるということになり、その治療期間はかなり長くなってしまいます。

すべり症は悪化すると、下肢にまでしびれや痛みが発症し、歩行障害になることもあります。この場合多いのが、間欠性跛行と呼ばれる症状です。長い距離を問題なく歩くことができても、途中で痛みなどが出現し、しばらく休まなければならなくなります。

また、5分~10分休めば、また歩くこともできるようになる、という症状です。この症状が出ると、前かがみにすることで幾分距離を伸ばすことができるようになります。また、自転車に乗れば前かがみになることから、移動に用いるケースが多くなります。